Apple PayやGoogle Payに対応する金融機関が増え、一昔前に比べて実際にカードを持ち歩くことは少なくなりましたが、それでもやっぱり対応していないカードは沢山あります。
今回はそれらのカードを一枚にまとめることができるアプリ「Curve」についてお伝えしようと思います。実際にカードも発行されますので実店舗での支払いやATMの利用も可能です。
Curveに紐づけられたカードの中からアプリ内で支払いに使用するカードを選択・変更することができるのでオリジナルのカードは家に保管し、Curve1枚で外出可能です。
日本でもKyashという同様のサービスがありますので使用法のイメージが出来る方もいるのでは無いでしょうか。
CurveにはVISAもしくはMastercardブランドのクレジットカード・デビットカードが登録可能で、日本発行のカードも登録可能でした。
このCurveはGoogle Payに加えApple Payにも登録が可能になりました。これによりApple Payなどに対応していないカードをCurveに紐付けすることにより間接的にですがApple PayやGoogle Payで使用することが可能になります。
日本発行のApple Pay対応のカードであってもその機能は電子マネーに限られ海外でVISAやMastercardのコンタクトレス機能を利用できないものも多々あります。これらのカードも同様にCurveを経由することにより使用が可能になります。
登録カードの通貨とCurve利用時の通貨が異なる場合はオリジナルカード会社の定める為替レートではなく、Curveの定める為替レートが適用されます。
例えば日本発行のオリジナルカードを登録したCurveカードでユーロ支払いをした場合、オリジナルカードへはCurveの為替レートで算出された日本円相当額で請求が上がります。
Curveの定める為替レートはFXレートが適用されているため、通常カード会社の定める為替レート＋海外事務手数料よりもお得になります。
(為替市場のクローズする週末の利用には0,50%から1,50%のマークアップあり)
Curveカードの発行はヨーロッパ居住者に限られますが、申し込みは10分ほどで完了し、10日ほどでカードが手元に届きます。
申し込みにはまずCurveアプリをインストールし、アプリ内で申込みへ進みます。
https://www.curve.com/
登録時にプロモコード「DPRJBB3E」を入力することにより初回利用後にカード残高5£がプレゼントされます。
その後、氏名、生年月日、住所を入力します。本人確認書類の提出はありませんでした。
Promo Codeの欄に「DPRJBB3E」を入力すると初回利用後にCurveのカード残高5£がプレゼントされます。是非ご利用ください。
次のステップは3プランの中から希望のカードを選択します。
詳細はこちらのページに記載がありますが、上記で説明したCurveレートが適用となるショッピング利用時の上限額、同じくCurveレートが適用となるATM出金時の上限額、1%キャッシュバックとなる提携加盟店の選択可能数などが大きな違いとなります。Curve Blueは無料プラン、Curve Black、Curve Metalは月会費・年会費が発生します。
Curveレート適用ショッピング利用上限額はCurve Blueのみ500£と設定されています。
Curveレートが適用となるATM出金時の上限額はCurve Blueの場合200£、Curve Blackの場合400£、Curve Metalの場合は600£となります。
1%キャッシュバックはCurve Blueの場合3社90日間のトライアル、Curve Blackの場合3社、Curve Metalの場合は10社の設定が可能となります。
最上級プランのCurve Metalでは、上記に加えて旅行保険、携帯電話保険、空港ラウンジなどの付随サービスが提供されます。
カードプラン選択後にCurveカードの暗証番号を設定します。ここで設定するのはカード利用時に必要な暗証番号で、先に設定したCurveアプリ起動時の暗証番号とは異なります。
次に1%キャッシュバックに登録する対象加盟店を選択します。(無料のCurve Blueの場合は90日間のトライアル)
IKEAやスターバックス、Netflixなど多様なブランドの中から利用スタイルに合った加盟店を選択してください。キャッシュバック相当分はプロモーションコード入力時と同様Curveのカード残高に加算されます。
最後にカード郵送先の住所を確認してCurveの申込みは終了です。スペインの場合約10日間でカードが普通郵便で到着しますので、受取後アクティベートすることによりカードの使用が可能となります。
(カードの紐付けなどの設定はカード到着前でもアプリ内で可能)
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